何もない何もしないそれがいい。ラオスノーンキャウへ
ルアンパバーンは観光客が多すぎて疲れてしまった。この日は念願のノーンキャウへ行く。
このノーンキャウ知ったのは数年前インターネットの中で。世界にこんなところがあるんだと思った。しばらく忘れてたが今回バンコクにいた時仲良くなった友達にラオスに行くならどこがいいかと聞いたらノーンキャウと言われた。あーあの時ネットで出てきたところ…行くか!とノーンキャウ行きを決めた。グーグルで見るとやばい。秘境感
前日ゲストハウスでチケットをとってもらう。65000キープ。他の旅行代理店より安かったしゲストハウスでピックアップしてくれるから便利。
9時15分頃ゲストハウスの前にトゥクトゥクが迎えに来た。なんと日本人の夫婦、日本語が喋れる中国人が乗っていた。その他は欧米系の人。12人も乗るからギュウギュウ。
北バスターミナルで乗り換える。このバンでノーンキャウまで約二時間半の旅らしい。
荷物は全部上に乗せる。ホコリまみれになりそー(笑)
10時頃ようやく出発!日本人の奥様とお話しながらバンはガンガンとばす。この日本人夫婦はバックパッカーで二人で世界一周しているらしい。素敵だなぁ。
途中車が止まった。外を覗くと小さな村…こんなところでトイレ休憩??と思ったがなんだか違いそう。各バンの運転手が集まって話をしだした。あートラブルだ…パンクか?
バンから降りてみた。腰に布を巻いた若い女性が赤ん坊を抱っこして散歩してる。
自転車に乗った子どもたちがサバイディー!と笑顔で手を振ってくる。癒やされた
待つこと40分動かない。運転手は英語が喋れないから原因もわからない。
暇すぎてフランス人女性に声をかけてみた。この人と息があってしまいこの後一緒に過ごすこととなる(笑)
1時間半くらい待ったところでようやく乗れと言われた。みんなで乗り込み出発。道はガタガタなのにめっちゃ飛ばして運転する。私達は常にジャンプしてる感じ。寝ると窓に頭をぶつける。
のどかだなぁ。しばらく走ると今度は食堂のあるところで停車。ランチだ。みんなでヌードルを食べる。欧米人の一部は持ってきたサンドウィッチやポテチを食べてた。
30分後出発。またガタガタ道を進む。途中村があったり、田んぼの中を走ったり。寝て起きてを繰り返し4時間半。ついにノーンキャウに到着した。
ノーンキャウバスターミナルではトゥクトゥクが待っている。日本人の夫婦はそれに乗り村のセンターまで行くらしい。私は前日知り合いに聞いたとおり歩くことにした。
フランス人のお姉さんが一緒に行こうと言ってくれた。二人で世間話。お互い宿を取ってなかったため(というかアゴダとかに載ってない)二人で宿探し。
4軒程部屋を見せてもらった。高かったり景色が微妙だったりで結局最後に見つけたリバービューの部屋を二人で借りることに!一人30000キープ(400円弱)ベット2台あるし広いしラッキー!
この右手に見えるバンガロー
部屋からはウー川が見える。夜だからこの写真だめだね(笑)
ノーンキャウは特に何があるってわけではない。ただ本当に優しい人たちと明るい子どもの笑顔を見ただけで癒やされた。
これは映画館かな。
英語が書いてあるのは外国人観光客のためだね
なんとなくフィリピンの田舎思い出した
さてサンセットの時間。これが見たかった。
写真難しいねー。本当に本当に綺麗で涙が出そうだった。地元の子も写真を撮っていた。ビールを片手に眺める欧米人、本を読みながら眺めるフランス人。学校帰りにキャッキャ言いながら歩くラオス人の子ども。なんか不思議だなぁ
日が落ちた。ご飯を食べようとレストランに向かう途中見た目ホームレスみたいなおじさんが話しかけてきた。一人旅かい?
おじさんはマレーシア人。アジア人の私を見つけて声をかけたみたい。suda makan?ご飯食べた?って意味
食べてないと言うと今から友人たちとご飯行くから一緒に食べようと。
近くのレストランに入った。
メニュー名と説明がなんかかわいい。
私はカオニャオ(もちごめ)と魚ときのこのバナナの葉で包まれたスープを頼んだ。魚食べるの久々だなー。これがめちゃくちゃ美味しかった。ハーブときのこたっっぷり。
手前に乗ってる草はseaweedって言われた。日本人良く食べるでしょ?って(笑)でもほんとに海藻かな、、、私はあまり食べれなかった。多分ハーブ
しばらく話をし、8時頃宿に帰宅。お姉さんはまだ帰ってなかった。シャワーに入りビールを飲みながらウー川を眺めるが真っ暗で何も見えない。Wi-Fiもない
本を読んでお姉さんを待つ。しばらくしてお姉さんが帰ってきた。トレッキングしてたらしい。明日は川下りに行くらしい。アクティブだなー(笑)
少し世間話をし寝た。ノーンキャウ1日目充実した。言葉にするのは難しいけど何もないこの村でいろいろ考えた。幸せってなんだろうね!
翌日はさらに船で北を目指す。陸の孤島ムアンゴイを目指して。